日本の夏は高温多湿で、蒸し暑いのが特徴です。そのため、冬や春に使用していたベッドが、寝苦しく感じることがあるかもしれません。今回はそんな夏に快適に過ごせ、寝心地が良くなるベッドをご紹介させていただきます。他にも、寝具や枕などもご紹介させていただきます。
このページの内容です(目次)
夏にオススメのベッドその➀ 「すのこベッド」
すのこベッドは、スキマから寝具の湿気が逃げやすく、通気性が良いため、蒸し暑くなりにくくなっています。そのため、夏にオススメのベッドの1つです。
さらに、すのこの多くは木材でできているので、湿気を吸収します。そのため、木を使ったすのこだと、より効果的に熱を逃がすことができます。
このように、すのこベッドは、蒸し暑い夏でも、湿気や熱を逃がしたり、吸収したりする機能を有しているため、いつでも寝心地よく睡眠をとることができます。
また、折り畳み式のすのこベッドは、そのまま折りたたんで収納でき、また、そのまま干せるので、乾燥させやすく使いやすい点が魅力的です。
すのこベッドは金額が安い点も魅力的です。先述の折り畳み式すのこベッドは、数千円程度、また、通常のモデルであるすのこベッドもシングルで1万円台と購入しやすい金額です。そのため、夏専用に折り畳み式すのこベッドを1つ購入しておいたり、他のシーズンでも湿気が気になる場合などは、通常のベッドとしてこのすのこベッドを使用したりしても良いでしょう。
すのこベッド シングル ベッドフレーム 3段階高さ調節
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夏にオススメのベッドその➁ 「脚付きベッド」
次に、脚付きベッドも夏にオススメのベッドです。蒸し暑さの原因となる湿気は、低い位置にあるとより溜まりやすいとされています。そのため、床(とこ)の高さが高いほど、ベッドの下の通気性が良くなるため、脚付きのベッドがオススメです。
目安の高さとしては、15cm以上の高さが必要です。これくらいの高さがあれば、空気の流れができやすく、寝心地良く睡眠をとることができます。ただし、注意点としては、フロアベッドや、収納付きベッドは、高さがあったとしても、湿気が逃げるスペースがなくなってしまうので、通気性が確保しにくいです。そのため、湿気が逃げるスペースを確保した上で、収納スペースは極力抑えておくと良いでしょう。
すのこベッドの機能と、脚付きベッドの機能の両方とも備えたベッドもあるので、夏にも快眠したいと思っている方は、両方とも機能を備えたベッドを使用することをオススメします。
ベッド以外の暑さ対策その➀ 「マットレス」
ベッド以外で重要なアイテムとなるマットレスも、睡眠中の長時間、身体を密着させる部分になるので、夏の暑さ対策として重要です。
ベッドには通常「スプリングマットレス」といって、コイルが内蔵されているマットレスが付いています。このスプリングマットレスは種類が多く、その特徴を把握しておくと、快眠に近付けます。今回はボンネルコイル,ポケットコイル,高密度連続スプリング,についてどれが通気性の良いマットレスいいのかみてみました。
結果は以下の通りですが、近年のマットレスは進化が進んでおり、どれを選んでも、通気性は確保できます。なので、柔らかさの違いによる寝心地を優先すれば問題ないと思います。
オススメのマットレスその➀ 「ボンネルコイル」
ボンネルコイルは、縦方向に伸縮するスプリングが、横方向に連結されていて、面で体重を支えてくれます。そのため、耐久性が高く、長く使用することが可能です。
さらに、構造上、空気の通り道がたくさんあるので、通気性が良いので、汗をかきやすい人や、湿気のこもりやすい環境で使いたい人にもオススメのマットレスです。
また、価格も安く、購入しやすいマットレスなので、オススメのマットレスです。
オススメのマットレスその➁ 「ポケットコイル」
ポケットコイルは、縦に伸縮するスプリングをそれぞれ袋に包んでいるのが特徴的なマットレスです。そのため、身体の形状に沿って、それぞれが沈んで点で支えるので、安定性が高いマットレスです。
ポケットコイルが並行に配列されていると、スキマができるので、通気性も増します。そのため、夏に柔らかい寝心地で睡眠をしたい方は、ポケットコイルのマットレスがオススメです。
オススメのマットレスその➂ 高密度連続スプリング
フランスベッド独自の高密度連続スプリングは、耐久性に優れたマットレスです。1本の銅線を連続して編んで、隣り合ったスプリング同士をつないでいるため、点ではなく面でしっかりと身体を支えてくれるからです。また、1つのスプリングにかかる荷重を隣り合わせたスプリングと分散し、寝心地を向上させてくれます。
気になる通期性に関しても、優れたマットレスです。オープンコイルのため、通常のコイルよりも空洞が多く、湿気を溜め込みにくくなっているからです。
デメリットは、重さが約20kgあり、移動しづらい点と、価格が他のマットレスに比べ、高い点です。
どのマットレスを選んでも通気性は高いので、価格や他の性能を考慮した上で、自分に合うマットレスを選んでみましょう。
ベッド以外の暑さ対策その➁ 「素材」
ベッド以外の暑さ対策として、夏にオススメの寝具素材についても、みてみましょう。
・リネン:さわり心地も良く、さわやかな見た目で夏にぴったり
・コットン:使用するほど柔らかく、肌になじみやすい
・ガーゼ:コットン同様柔らかく、優しい肌ざわり
これらの素材は、夏に汗をかいたとしても、すぐに吸収してくれます。そのため、蒸れにくく、寝心地がよくなります。さらに、基本的に肌にも優しい素材なので、夏の暑さで肌にかゆみを感じる方にも、負担を減らしてくれるのでオススメです。
まとめ
日本の夏の暑さは蒸し暑くて、眠りにつきにくいことが多いです。そのため、夏に適したベッドである「すのこベッド」や、「脚付きベッド」がオススメです。また、マットレスや素材なども夏に適したアイテムを揃えることで、より寝心地が良くなります。5月から気温も一段と高くなっていくので、そろそろ夏に備えて、これらのアイテムを準備しておいても良いかもしれません。