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手すり付きベッドを選ぶ!自分とまわりのために活用する
手すり付きベッドにして自分で寝起きをする。
●手すり付きベッドは周りの人に心配や迷惑を掛けたくないと思っている方に最適のベッドです。床に直に敷く布団よりも膝の高さくらいのベッドは足腰に負担をかけにくくなっています。さらにベッドに手すりがあるのと無いのとでは生活のし易さがまったく違います。ベッドガードを兼ねているモノは転落防止や布団の落下も防ぎます。
▲今使っているベッドに、ネジで取り付けるタイプの「ベッド用手すり」もあります。(後述しています)
●ベッドに手すりが付くことで寝た状態からの立ち上がりが楽になります。自分の力だけでベッドの乗り降りができやすくなります。筋力を落とさないようにするためにも毎日のこの動作は大切です。
手すり付きベッド 何も考えずに選ぶと失敗します。
自分で選ぶ手すり付きベッド!
体力や筋力を落とさないためにも自分でできることは、積極的に自分でする。周りにあまり迷惑を掛けたくない気持ちをサポートします。でも、困ったことや自分の考えはしっかりと家族に伝えておきましょう。
手すり付きベッドを選ぶときの簡単な4つのおすすめ!
- 畳ベッドがおすすめです。布団を半分に折れば、ベンチのように座ることができます。マットレが不要になるので比較的安価に手に入り経済的です。
- 角度を変えられるリクライニング付きのベッドにするとリビングに置いてソファの様にも使えます。
- 手すりの位置や数を確認しましょう!左右に付けるのか片方だけにするのか、ベッド丈の中央にするのか胸元にするのかなど。取り付け位置や数を選べるタイプのベッドがおすすめです。
- 組み立てと設置が自分で出来ない場合は「設置組み立て費込み」の商品を選ぶ
※手すり付きベッドで失敗しやすいのは「ベッド本体」と「手すり」が別々に販売されている場合があることです。商品画像には手すりの付いた写真なんだけど届いてみると手すりが付いていない!というパターンです。購入時に商品名と商品スペック(仕様)をよく読むことで、この失敗は回避できます。説明文は全シリーズ共通になっていることがあるので注意が必要です。
※マットレスを敷く場合は、厚いと手すりが埋もれたり、床からの距離が遠くなるので注意してください。畳ベッドの場合はマットレスがないので、高くなりにくい仕様になっています。
手すり付きベッドを高齢者・介護用に選ぶ!失敗しないための注意点5つ
- 手すり・ガードの設置場所・・・1か所以上あること
- 安定感・固定具合を確認する・・・もともと手すりが付いている設計のベッドを買う。別途、後付けの場合は取り付け方法の確認。
- 手すりの数と種類を考える・・・ベッドのどこに付けられるのかを確認しておく。
- リクライニングを考える・・・腹筋が弱い場合や起き上がるサポートが必要な方にはリクライニングできるタイプがおすすめ。リクライニングベッドは自分で動かせる電動タイプが便利。リクライニング機能があれば寝るだけのベッドからソファ機能を有するベッドになる。
- 本人の意向や希望を聞く・・・いくつかのベッドをピックアップ後に最終決定する時は、本人が使いやすいベッドを選ぶのが一番!本人と相談して決める!介護が必要な場合は介護を直接担当する人の意見を聞いて決める。
●リクライニングベッドを選ぶ場合には、リクライニングベッドでの事故があるので知っておくこと!本人にも口頭で説明しておくことが非常に大事です!特に注意が必要なのは「手すりの付いたベッドフレーム」が固定されていて、マットレス部分がリクライニングするタイプです。この場合、マットレスに角度が付いていくと、手すりとベッドの隙間が変わっていきます。足や腕が挟まったまま、リクライニングを続けると骨折事故などが起きます。
★比較的安全なのはマットレス部分と手すりが同じように動く、または手すりの付いている部分のマットレスが動かないタイプです。
店長が選ぶ!おすすめの手すり付きベッド
高齢者に喜ばれる手すり付き(ガード付き)ベッドは畳ベッド
●つくりのしっかりしている国産に人気があります。「天然木」と「い草 畳」が安らぎと安心を与えてくれます。手すり付きのベッドは通常のベッドと違って、耐久性、安全性が求められます。ただ単に手すりが付いているだけのベッドは危険です。日本製のフレームは丈夫な強度、力が入った時にベッドが傾かないように設計されています。
▲無垢材使用の本格畳ベッド 価格が10万円超える本格派です。配送・設置に注意点があります。
●堅牢なベッドは組み立てと設置がデメリットです!手すりやベッドガードが付いた国産のしっかりしたフレームの畳ベッドは強固に作られているため、部品ひとつひとつが大きく、部屋まで運ぶのに一苦労です。さらに、そこから組み立てが始まるとなると高齢の方には難易度が高いベッドになります。せっかく買ったベッドも、部屋までは入れないとか、組み立てが自分で出来ない。となると宝の持ち腐れになります。できれば「設置・組み立て費込み」のベッドを選ぶことをおすすめします!
▲おすすめの「設置・組み立て費込み」の畳ベッド「ゆうぜん」(手すりにもなるベッドガード付き)
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◎畳ベッドは少し高い位置で畳の上で寝たい人のベッド
手すりの付いた電動リクライニングできるベッド
●寝起きがしやすいのが最大の特長!将来のことを考えて購入する方も少なくありません。1台あると、とにかく便利です。
▲お値段手頃でおすすめの電動リクライニングベッド!折り畳みもできます!キャスター付きで移動も楽々♪
手すりの付いた折り畳みベッドを1台リビングに置いておく
手すり付きベッドは寝るためだけに使わない。
折り畳みのできるリクライニング機能の付いたベッドはとにかく便利です。リビングでソファのような居心地で過ごせます。家族と一緒に過ごす時間が増えます。自分の部屋で寝たままの生活だと気分も筋力も落ち込みます。リクライニングベッドを活用して積極的にまわりと関わりを持ちましょう。
折り畳みとリクライニングできるベッドの長所
- 部屋間を移動できやすい
- 長期使わないときは折りたためる
- 来客時にもそのまま対応できる
- ソファ座りのようにテレビを見たりできるなどです。
●手すり付きのリクライニングベッドは、自分の部屋で使うのもいいですが、リビング用に1台置いておくのもおすすめです。専用のソファのような感覚です。リクライニングソファとは寝心地が違います。(値段は、さほど変わりません)
◆コチラ「各種リクライニングベッド」も参考にしてください。
今のベッドに手すりを後付けで使う方法
▲すのこベッドや木製のベッドにネジで固定するタイプのベッド用手すり。
ベッド用手すりの注意点は?
●とりあえず、今のベッドを手すり付きにするのに適している●高さに対応できるものを選ぶ。●固定できるものを選ぶ。●簡易的なベッドガードの場合は手すりとして使うと外れる可能性がある。●安くなない。
自分に合った手すり付きベッドを選ぶ